それ、どこの?と聞かれる草履おしえます!
今号の特集は、草履。
特集 それ、どこの?と聞かれる草履、おしえます!
とにかく疲れにくい、そしておしゃれ
今年の“自分ご褒美”はコレに決まりです

最近は足元のおしゃれにも気を配る人が増えました。
週末はきものを着るという人なら、
花緒がすげてある草履をそのまま購入するのではなく、
台と花緒を選んで合わせる人がほとんどではないでしょうか。
ですが、今回紹介する草履は花緒と台だけではありません。
そもそも、どんな草履がもっていると便利で、しかもおしゃれなのか。
きものや帯のように、着回しならぬ、履き回しができて、
かつ一番大事な履き心地がよい草履の決定版を見つけました。
1年間がんばった自分へのギフトをぜひ!

この時期、そろそろ年末年始を意識しますよね。
年明けは、高価なもの……ということではないけれど、
新しいものを身に着けたい。
家々の慣習やしきたりによると思いますが、
大晦日、お風呂に入ったあとに新しい肌着が用意されているとか。
新年は家族それぞれの新しい箸を下ろすとか。
人によっては、お財布とか、小物など、
新しいものを新年のタイミングで下ろす人もいると思います。
戦前までの大店の商家などでは、(御)仕着せといって、
正月は家の奉公人に新しい服を用意して
1人ずつに手渡す習慣がありました。
いまでこそ、マイナスのイメージで使われる言葉ですが、
今年もまた1年頑張っておくれ、という意味合いがありました。
ということで、足元を見る、見られるなどともいう、特に大事な足元、
新年は新しいものからスタートしたい、と思うのです。
そして、そろそろ、人と違うものを履いてもいいのではありませんか?
ここ5〜6年、きものを着ている人が10人いれば、
7〜8人は同じメーカーのものだったりします。
もちろん、それが悪いというのではありません。
ですが、情報がそこで止まっているような気がするのです。
そして、もう一つ、最近スタジオアレコレに来た人たちが、
「これ、どこの草履ですか?」と聞かれることが多い草履。
それがKICCA(きものカラーコーディネーネーター協会)の能口祥子さんの草履です。
聞けば、フルオーダーで作れて、型も選べて、
かつ、足を乗せる台にクッション性があり、とてもラク!
これは試してみないわけにはいかないと、もちろん、編集人も作りましたよ。


ところで、そのKICCA能口さんが、IWASAとコラボで作った草履もあるとのこと。
そのコンセプトが「1足目にオススメしたい草履」。
この「1足目」は、きちんと作る草履としての「1足目」。
最初は、お下がりや家にある草履、お試しや、とりあえずで購入したものを
履いている人、多いと思います。本気で作ろうと思ったときに、
まずは履きやすく、疲れない、使い回しが利く1足を――
それが、今回オススメするIWASAの草履です。
型は、スクエア、細型、小判型とあるのですが、
編集人はスクエアを2足オーダーしました。
スクエアでカッコいいのですが、その角が“ゴツすぎない”のがいいんです!

いい感じにまろやか、角々していないスクエア型なのです。
これだったら、フォーマルでもいけると思います。
私はフォーマルでも履きますね。

とにかく、履いてラク。カッコいい。
それ、どこの?と聞かれる草履、ぜひ『月刊アレコレ』で詳細をお読みください。
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