セーター&パーカーインのきものの着こなし検証
自分には似合わないので実践までは及んでいなかった
セーターイン、パーカーインを検証すべく
雨天の本日初トライ。
アイテム/薄手のセーター、綿パーカー、
レギンス、ポリきもの、ソックス、帯ベルト
◯下着のこしらえ/タンクトップのみ 補整一切なし
気づいた点1/スカートっぽくするために
上前を浅く着付けたら歩行時に開きやすい。
深めに着付けるか、羽織ありなら
コーリンベルトなどの片っぽで上前を留めて、
もう一方を後ろのおはしょりに留めるといいかも。
(以前、きもので自転車に乗るときに
よく使った小技です。コーリンのベルトはゴムだから
ペダルを漕ぐのを妨げない)
◯気づいた点2/おはしょりを大きくとるので整える手間がない。
特に後ろのおはしょりはまったく整えず、
長いままでOKなので半幅帯や帯ベルトでは超ラク。
そして後ろはジャケットの裾っぽい雰囲気になるので、
あえてシワは少し残してユルッとしたほうが
いい雰囲気のフォルムに(好みだとは思います)。
◯気づいた点3/当然ながら、洋ミックスに帯ベルトはとても相性が良い。
通常だとお尻が無防備でカバーできない、
後ろのおはしょりがきれいにできない……
等々の問題が2で一気にクリア。
長いおはしょりでシワを残してゆったり目に着るとお尻をカバー。
これ、ほんとうに大きなメリットだと思いました。
普通にきものを着て帯ベルトするときの
最難関とお悩みが、逆にお尻をカバーする要素になるんです!
あと、アウターを着る場合も背中がフラットなので
全体のスタイルにも合うと思います。
上着を着ないときなら、半幅帯でフワッと系の
結び方もいいと思います。
↓下は帯ベルトをメンズの角帯に変えたパターン。
より洋服っぽくなります。
角帯は結ばないで、帯留クリップで脇で留めています。
長いおはしょりがパーカーのポッケみたいに
手を入れられます(笑)。
◯気づいた点4/とにかく裾線とおはしょりラインのバランスが重要。
身丈が長すぎておはしょりが下すぎると
重くなるかもです(でもこれはこれでいいかもですが)。
反対に普通の着付けのような
短いおはしょりだと頼りないような…。
洋の黄金バランスをとったほうが合うと思います。
◯気づいた点5/本日雨天でポリにしましたが、
綿の洋服の上に着る場合は、意外にもポリの滑り感がいいかも。
木綿きものだと摩擦が大きいので、
中に着るものが今日のような大物の綿パーカーだと
動きにくくて(オバちゃんは)疲れると思います。
ただし、静電気注意です。
正絹の袷なら問題ないと思います。
そして、上にはドルマンスリーブのたかはしきもの工房の
「おさんぽカーデイガン」。
これ着ると、きものに詳しくない人は
まったくきものだと認識しません(笑)。
別にそこを狙っているというのではありませんが、
きものを知っている人は「なんか不思議な……」と思うようです。
以上、なんでも検証、分析したがる
編集人の、今更の洋ミックスコーデ編でした。
繰り返しますけど、キライとかじゃなく、
自分に似合わないので実践しなかっただけで、
実践している人はもっとどんどん、
自由に着てください~~と思っています。
以上、現場からでした~。