月刊アレコレ

お待たせの特集です!「寸法と着付けと着姿のつながりを追え!」

月刊アレコレ Vol.195 発行になりました。

今号の特集は

「寸法と着付けと着姿のつながりを追え!」

 

 

 

着付けのあとに鏡を見て、

ちょっと違う、なんか違う……と

思うこと、ありますよね。

 

ある程度、きものを着慣れている人なら、

あきらかに、身丈が短い、身幅が大きいなど、

わかりやすい寸法の違いは体で実感、

原因を判断できると思います。

 

 

しかし、こういう事実があります。

 

義母から譲られたきものを着ていた女性。

いつも身八つ付近の胸元に布が溜まるので、

彼女は、このきものが自分に大きいから布が溜まるのだと考え、

いつも親指で帯の中に押し込んでいました。

 

ところが! 仕立て直しをするときにわかったのは、

きものが大きいのではなく、むしろ小さくて、

腕を動かしていると、言ってみれば足りない寸法分の布が

引っ張り出されていたのでした。

気付くと、身八つ付近の胸元の布溜まり…ということだったのです。

 

これは「抱幅」の寸法が少ないことが原因だったのです。

彼女はその原因を、寸法が大きいからと、真逆に捉えていたのでした。

ちょっと高度な検証ですが、なるほど、と合点がいくハナシです。

 

また、着終わったあとに、ビミョーに仕上がりが違うゾとなった場合。

原因が、寸法なので、着付けなのか?

 

 

 

実は、そこの境界線をすっきりわけられない、

もう一つの要素が、各々が目指す「着姿」です。

 

このちょっと複雑な関係性を、カリスマ和裁士・平山留美先生

アドバイスを受けながら、わかりやすく分析、整理してみました。

 

まずは前編。ぜひ本誌でー。

 

 

 

月刊アレコレは書店では売っていません。

購読は送料無料の年間購読がお得です。

 

カテゴリー

タグ一覧