月刊アレコレ

月刊アレコレVol.189「大人のカッコいいゆかた」特集

月刊アレコレVol.189 発行しました。

今号の特集は「大人のカッコいいゆかた 前編」です。

 

昨年は新型コロナウイルス対策に伴って、

全国花火大会他、各イベントが尽く中止になりました。

今年も完全復活はまだ難しいと思いますが、

着るものをたのしむことは別。

 

季節限定のゆかたであればこそ、その時季に着たい!

 
そして、今季「月刊アレコレ」の提案は!

これまで“1人勝ち”だった“カワイイ”に

距離を置いた「カッコいいゆかた」。

 


 

 

 

半衿や足袋を着けた、「きもの風の着こなし」ではなく、

潔いくらいの、削ぎ落とした「ゆかたの着こなし」を

今年は提案したいと思います。

 

今回イメージしたのは、Vol.185の「MOVIE 銀幕座」でも取り上げた、

映画「にごりえ」の淡島千景。

 


 

 

酌婦ですがだらしない着方ではなく、

背景が明治時代ならではの、

日々きもので過ごしている女性たちで、

しかし一般女性とは違う着こなしの自由さが現代の

「カッコいい」にストンとハマる着姿です。
 

で、ちょっとここでお約束の脱線です(笑)。

 

映画「にごりえ」は、1953年(昭和28年)制作の

樋口一葉の3作品、「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」を

 

オムニバス形式で撮ったモノクロ映画です。

 

 

 

タイトルになっている「にごりえ」の

 

主人公が酌婦・淡島千景です。

 

今回の撮影で、着付け師さんに資料として

 

送った参考画像がこちら。

 

 

こんなイメージで、それを月刊アレコレ的に

着付けてもらいました。

 

カッコいいでしょ!? 

シンプルなのに、垢抜け感が突出した着こなし。

きもの風着こなしが全盛のいまだから、

とても新鮮で、カッコいい!着姿です。

 

因みにこういうオーダーができるのは

一般の着付け師さんではちょっとムリで、

月刊アレコレ主催の

「大竹恵理子の プロのための着付け強化コース」を

修了した着付け師さんにお願いします。

(修了生の仕事はこちらのブログで)

今年はカッコいいゆかたにトライ!

ぜひ、本誌で着こなし、コーディネート、ゆかた選び、

参考にしてください!

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