月刊アレコレの連載 執筆者紹介
月刊アレコレは書店では売っていない本です。
A5版の32pのコンパクトな冊子仕様ですが、
毎月特集を組み、連載等も毎号、
書き下ろし、撮り下ろしです。
コンパクトですが、その分、
隅々までギュッと詰まった
情報をお届けしたいので、
広告は入っていません。
手軽に持ち運べて、ベッドの中でも、移動中でも、
1ヶ月できちんと読み切れる、情報量です。
小さい本ながら、執筆陣は多彩なジャンルの5名。
今日はその執筆陣をご紹介します。
まずは創刊号から連載を続けてくださっている、
いまさんの著書を手にした方、多いと思います。
ご自身のきもの生活ときもの愛を
イラストとエッセイで綴ってくださる、
「きくちいまの きものの引きだし」は
創刊号からの連載です。
次は、色彩総合プロデューサーで、
KICCA(きものカラーコーディネーター協会)理事、
大学やきもの学院で色彩講師も務める、
能口祥子さんの連載は、
「きもの色彩講座 和の色 配色レッスン」
色を通してコーディネートの基本を
伝授してくださっています。
それもただの基本ではなく、
「垢抜ける色使い」の伝授です!
染めについての本格的な理論を、
とてもわかりやすく解説してくださるのは
青木先生。「きものの基ー青木正明 染色講座」、
きもの染色界のでんじろう先生みたいな、おもしろ解説です。
先生は京都光華女子大学短期大学部で准教授として教鞭をとる傍ら、
ご自身の工房・ショップtezomeyaを主宰なさっています。
なぜ、草木で布が “染まるのか?”
めちゃくちゃわかりやすくて、
なるほど! な、解説なのです。
新連載「和文化イロハカルタ」は、読むお稽古ごと。
和歌や香道、和菓子、茶道など、
知ってはいるけれどその向こうが見えにくい
和文化の扉を開けて、その概要や魅力を
知ってもらう連載です。
毎回、斯界の専門家のかたに執筆をお願いしています。
いままでは、香道の林煌純先生。
和菓子作家の福島ゆみこさん
12月発行号は和歌で、
早稲田大学教授の兼築信行先生の
解説をいただきます。
ご自身の歌をまとめた『改元前後』は、
お母様を介護し、看取った日々を詠んだもの。
ひたひたと沁みてくる言葉が並びます。
研究者でありながら和歌も詠むというのは、
実は多い例ではないのです。
俵万智さんの推薦文はそのことを
よく言い表していると思います。
小さなコラム「大人の三時九時」。
こちらの“三時”を担当してくださっているのが、
若きスイーツ男子・菅原秀太さん。
スイーツが好きすぎてフランスに長期滞在したことがあるほど。
毎回、著名なスイーツ愛好家や研究家にも
引けをとらない充実したレポです。
因みに菅原さんは、茶道、華道、和歌、装束着付けも嗜む
和文化男子。そして、コミック原作で、
千葉雄大、伊藤紗理奈主演でNHKでドラマ化もした
「いいね!光源氏くん」のなかで、
千葉雄大クン務める光源氏が
唐突に詠み始める歌は(笑)があります。
復数の作者によるものですが、
菅原さん作のものが半分くらいあります。
乞巧奠(きっこうてん)」での菅原さん。
「乞巧奠」とは、冷泉家に昔より伝わる七夕の行事です。
和歌の勉強会で行った行事のときの舞です。束帯姿で。
今夏までは、あの笹島寿美先生の連載も
約5年に渡ってお届けしていました。
笹島先生の連載はバックナンバーからお読みいただけます。
笹島先生考案の「力学応用帯結びベルト」、
通称・笹島ベルトの特集、前後編(Vol.170 171)は
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小さいながらも、きものとおしゃれと和の情報を
ギュッと詰め込んだ、『月刊アレコレ』。
ぜひ、お手にとってご覧ください。
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