月刊アレコレVol.180/帯留1コでいきなり垢抜けコーデのコツ、教えます!
月刊アレコレVol.180 発行になりました。
今回の特集は、
特集 ほんとうは教えたくない
帯留1コで、いきなり垢抜けコーデ
「利休の朝顔」理論コーディネートで
誰でもかんたんに垢抜けるコツ教えます!
帯留1コで!? いきなり垢抜けコーデ?
いやいや、それは盛りすぎでしょ?
……と思いますか?
実はそういう方にこそ、超お役立ちテクニックです。
つまり、このテクニックを知らない方こそ、
すごく得した気分になるコーディネートテクニックです。
まず、先に書いている「利休の朝顔」理論とはなんぞや。
お茶をなさっている方はおわかりかと思います。
そう、有名なあの逸話です。
豊臣秀吉が千利休の屋敷の庭に咲く
朝顔が美しいと伝え聞き、
訪ねることになりました。
しかしに庭には噂に聞く朝顔がまったく無く、
通された茶室の床の間にただ一輪。
真の朝顔の美しさを見てもらうために、
他の花はすべて切り落とした、という逸話です。
無い中にあるからこそ目立つ。
“計算”して伝えた朝顔の美しさ。
わかりやすく説明しようと思ったのですが、
ちょっと遠回りだったでしょうか(笑)。
この「利休の朝顔」理論をコーディネートに取り入れれば、
かんたんにおしゃれなコーディネートの完成です。
今回はガラスの帯留をチョイス。
ところで、ガラスというと「夏でしょ?」と
おっしゃる方が多いのですが、通年使えます。
ただ、ひんやりした硬質感がより夏向きであるということです。
編集人は色のきれいなガラスの帯留が大好きなので、
コレを使って、昔から「利休の朝顔」理論コーディネート実践派です。
まずはわかりやすい例。↓
モノトーンコーデ。モダンで、大人っぽくて、
しかも色を使わないので、比較的簡単につくりやすい。
そこへ! 秘伝のタレ……ではなく(笑)、
効果バツグンのガラスです。
特に「夏」コーディネートでは
硬質感が涼感を呼びます。
モノトーンの場合は帯留の色が一層際立ち、
それが小さな面積なので
すっきりした垢抜け感が出ます。
小さくても目立つ、というのがポイントです。
↓また、下のコーディネートのように、
取り合わせに使われている一色を帯留に使うと、
スマートな上級者モードに。
まんまる帯留:上杉高雅(取扱マーブル・イン・ザ・ポケット)
その際のポイントは、溶け込みすぎないよう、
大きさやデザインのおもしろさがあるものをチョイスします。
今回は、
「れん」(下段勾玉2つ 帯締に通しているうちの中)
「東風杏TONPU-AN」(上段2つ)「一条朋子」(かき氷)
「花想容」(帯締に通しているうちの右)
「マーブル・イン・ザ・ポケット」(白い帯締の上2つ 下段帯締に通しているうちの左)
のガラス帯留を紹介しています。
「れん」は、着物スタイリスト秋月洋子さんの
ブランドで、二分半紐専用の帯留で、
帯留に合わせて二分半紐もそろっています。
ポチッと小さいのに存在感があり、
大人の小粋なアクセサリーとして、
「計算が見える」オシャレゴコロそのまま。
↓ツートーンの細長ガラス帯留はこちら。
↓こちらも大人な雰囲気が素敵です。
↓赤が強い綴れ八寸でもブルー帯留一つで、
すっきりした涼感を呼び寄せますよね。
ブルー帯留はこちらで。赤二分半紐はこちら。
編集部でも取り扱いがあります。
こちらから。
あ、ご注意いただきたいのは、
帯留は三分紐では通りません。
二分半紐専用になりますので、
お持ちでない方は二分半紐もお求めください。
↓下記のグレー二分半紐はこちら。
↓こちらは黒の二分半紐の表裏を使っています。
半幅帯も両面使いできるので、
同じ着物でも、印象が変わりますよね。
二分半紐は、当然ながら、三分用の帯留でも通りますので、
裏表使えるので、違う表情、コーディネートができますよ。
とても使いでのある、二分半紐です。
さらに本誌では、垢抜けコーデのコツ3つを伝授。
もう一つも絶対、役立つコーディネートのコツ。
こちらはぜひ本誌で!
月刊アレコレは書店では売っていません。
ご購読は送料無料の年間購読がお得です。
お申込みはこちらから。