月刊アレコレ

月刊アレコレ最新号特集は「すてきな傘が欲しい!」

月刊アレコレ Vol.179 発行になりました。

今月の特集は「すてきな傘がほしい!」

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梅雨がやってきます。

そして明けると強い日差し。

そう、いつもの持ち物の中に「傘」が加わります。

雨天は当然ながら、いまや日傘を持たない人のほうが

少ないのではないでしょうか。
同じ持つなら自分らしいものを、

持ってワクワクする素敵なものを選びたい。

 

あらためて考えると、傘って、

バッグと同じくらい存在感のある

コーディネートアイテムなのです。

 

表の色だけでなく、さしたときの内側の色やデザイン、

そして持ったときのフォルムや持ち手など。

 

だからたのしい。

日々、大人のおしゃれ、大人の遊び心、全開です。

 

今回は編集部推薦の小宮商店の、

選ばずにはいられないすてきな傘を

オンパレードで紹介します。まだ間に合う! 

 

目指せ、傘美人!

 

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ということで、

今日はちょっと傘についてのウンチクを披露(笑)。

 

まずは「晴雨兼用」と「雨晴兼用」の違い。

これ、しっていますか?

「雨晴兼用」というと、「あら、誤字?」みたいに

思われる方もいるかもしれませんが、

これがれっきとした、ただしい分別なのです。

 

 

「雨晴兼用」→ こちらは、日傘としても使えるが、

主には雨天使用。

「晴雨兼用」→ 雨天でも使えるけれど

主には日傘使用を想定した傘です。

 

大きさや、撥水加工、UVカット、遮光加工が変わってきます。

 

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↑晴雨兼用。西陣織の正倉院文様。ほんとすてきです!(≧▽≦)

 

では、そのUVカットと遮光との違いってなに?

UVとは太陽がもたらす紫外線の一種で、

肌に有害とされ、電磁波です。

知らない人、UVケアを行っていない女性はいないのでは?

 

このUVを通さない加工を施している傘がUVカット傘。

しかし光線まで遮る働きはありません。

遮光とは紫外線及び、光を遮る効果がある加工のこと。

つまり傘下の熱を抑えてくれます。

内側が黒いものは遮光率が高いというわけです。

 

ところで、「純パラ」って知ってます?

純粋な日傘仕様の傘のこと。

「純粋パラソル」で、純パラというそうです。

レースや麻、絹など、素材の美しさを楽しめるのが

純パラのいちばんの魅力。

 

1枚の生地の表裏の色が違う両面染めの麻生地。

小ぶりでキュートなおしゃれアイテム。

「麻両面染日傘」↓

 

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実は編集人、純パラ→カンパラと勘違いしていました(笑)。

「完全パラソル」のカンパラです。

脳が勝手に変換して思い込んでいたんですね(笑)。

 

本誌校正のときに、小宮商店の小宮社長から

赤字を入れられました(笑)。

 

でも自分的には、「カンパラ」も

ゴロがよくてちょっとカワイイなと、

間違っていたくせに自画自賛していました(笑)。

 

この素材を生かした純パラ、

特殊加工がないからといって、

遮光率が0%というわけでありません。

 

UV加工や遮光加工したものより低いですが、

ただ、快適さとか、風通しという体感があります。

レースや麻など、素材の美しい純パラも

傘をもつ楽しみや、コーディネートの一環として、

1本持ってもいいですよね。

 

あ、あとですね、傘をさすことで、

自然にソーシャルディスタンスが取れるということも。

 

こちらは銘仙と同じ手法の解し織りで、

内側に柄を織りだした楽しい傘。↓

 

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このほかにも、意外に知らなかった!という

傘の知識、常識、そしてコーディネートに

オススメの種類、情報盛りだくさんです。

ぜひ本誌で!

 

月刊アレコレは書店では売っていません。

送料無料の年間購読がオススメです。

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