着付け

「笹島寿美 骨格着付けー令和の覚書」新連載スタート!

最新号月刊アレコレVol.175好評、発売中です。

 

今号から、笹島寿美先生の新連載が始まりました。

 

いままでも、笹島寿美先生の唯一の連載を

掲載していた小誌ですが、

今回から新たなテーマで、新連載がスタート。

 

お待たせしました、皆様。

 

その名も「笹島寿美 骨格着付け―令和の覚書」

 

笹島先生

 

笹島先生のライフワーク、そしてその集大成が、

「骨格着付け」。本としても出版なさっています。

 

先生としては出版でまとめた時点で、

着付け師としての仕事の区切りが

ついたとおっしゃっていました。

 

しかし、いま、先生は「骨格着付け」を

あらためて語る時期として

月刊アレコレの新連載のテーマとして据えました。

 

他装を通して骨格着付けについて

執筆してくださることになりました。

 

他装――人に着付ける着付け、その技術です。

一般のきものファンを対象としている月刊アレコレで、

なぜ他装なのか? 疑問に思われると思います。

 

骨格着付けは、着付けそのものに、

普遍的に適応する理論ですが、

本などでは、特に、着付け師としての技術に置き換えて

説明されてきたことが多いのです。

 

着付けがある程度できる段階で説明することで、

骨格着付け理論が端的にわかりやすくなります。

 

自装は、それぞれの技術の違いがあるので、

理論の間に、着付けそのものの手順が必要になってきます。

 

今回は、まず骨格着付けの理論を明確に

浮き彫りにするために、

他装を通した展開で教えていただくことになりました。

 

笹島先生曰く

「他装を知って自装を知る。自装を知って他装を知る」

と、いうことなのです。

 

 

そうなのです。着付け自体は別物ではないのです。

 

なので、自装のみの人でも、大いに役立つ理論であり、

もちろん!着付けを仕事にしている人には

ぜひ、見逃すことなくご購読いただきたい、

毎月、「一番新しい着付けの本」です。

 

 

さて、笹島先生、御年82歳。

編集人としては笹島先生愛が強すぎて、

ついつい語ることが多くなるのですがー―

お約束どおり(笑)、今回も“ちょっとだけ”(←ほんとか?)

語らせてください。

 

何しろ、MacのCMに起用してほしいと思うほど、

Mac使い、PC使いに長けていて、PC大好きな先生なのです。

 

これまでの著書で使われている人体の図は、

すべて、先生がポーザーという

アプリで描いたものなのです!

 

正直、先生の担当さんの編集さん、

楽だと思います(笑)。

だって、著者さんが自分で骨格はじめ、

必要な図をデータで作ってくださるのですよ。

 

講演や講座などで使うパワーポイントの資料も

すべてご自分で用意なさいます。

 

今回の新連載が始まるのを契機に

Office proを入れたそうです。

 

お弟子さんに言わせると、

「先生、入れたくてしょうがなかったから、

いいきっかけになったのだと思います」(笑)。

 

また、最近の日課は「PCと将棋を打つこと」だそうです。

しかも勝率が8割だとか!

 

もちろん、それなりのレベルで違うとは思いますが、

「AIは定石を学習しているから、

私みたいな定石を持たず撹乱しながら打つ手は

学習できていないのよね、

だから私に(AIが)負けるの」と

コロコロ楽しそうに笑う先生。

なんともチャーミングで素敵です。

 

ということで、新しいものに対して拒否反応を

持つことが一切ない82歳。

AIだけじゃなく、私たちのほうも負けています(笑)。

 

笹島寿美先生の新連載、お楽しみに!

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