コーディネート

きもので「大人の赤」を使いこなしたら、最高!にカッコイイ!

月刊アレコレvol.137、昨日、無事入稿。

本日校正終了。明日、下版です。

 

特集は

「しゃれ黒羽織が来た!——きもの4枚分の価値があるしゃれ黒羽織」

こちらはお伝えしたいことが

盛りだくさんすぎるので(笑)、

発行になってからまたご案内しますね!

 

今日は、最近の月刊アレコレのコーディネートについてです。

月刊アレコレのコーディネートでは

「赤」を意識して使っています。

もう気づかれたかたもいて、

「最近、赤の小物が多いですね」と言われます。

 

「でも、とてもステキです」

「大人の赤の使い方の参考になりました」という

うれしい感想もいただきました。

 

いままで「赤」を使わなかったかたの、

赤の小物使いを目にするようになってきました。

まさにそこ!が、編集部のネライです。

 

次号もチラ見せしますと、

しゃれ黒羽織のコーディネートで

きもの4枚分といえるアレンジをご紹介しています。

こちらもその一部です。

これのコーディネートはきちんと

意図があってのコーディネートです。

(詳細は次号で!)

 

_59Q1009.JPG

 

実は数年前から「大人の赤」の特集をしたいと

ずっと考えていました。

 

その頃、60歳のかたで、

20代に作ってもらったという

赤い無地系のきものを着ていた知人がいました。

それがほんとうに、おしゃれで、

似合っていてステキだったのです。

変な若作り感は皆無。

眼鏡にベリーショートの雰囲気に見事にマッチしていました。

 

そのときの赤がやや黒っぽい赤で、

八掛に黒を合わせていたのもおしゃれでした。

「当時の母親がよく娘の八掛に黒を選んだものね」と

笑っていました。

その人に似合う赤を見つけたら、

きものがもっと楽しくおしゃれになると感じて

それからずっと「大人の赤」を特集にしたいと

思っていたわけです。

 

で、まずはこちらの2点の写真をみていただけますか。

とても好評だった、135号の表紙リニューアルのときの

コーディネートです。

 

同じ写真ですが、実は違いがあります。

気づかれたかたもいると思います。

そう、帯締の「赤」の色味が違います。

(もしかしたらPCのモニタの関係で

色の違いが感じにくい場合もあるかもしれません)

 

こちらは黄みがある、明るい赤です。

この赤はコーディネートの意図と違う!と

叫ぶ編集人(笑)。ここは絶対妥協なし(^_^;)

カメラのライティングの具合で

本来の色が出ていませんでした。

 

135補正前_9A5A0499.JPG

 

 

 

 

で、修正してもらったのがこちら。

本来の色です。やや黒っぽいこっくりした赤です。

これこれこれっ! 

ワタシはこの赤を合わせたのですよ!(≧∇≦)

 

この、大人のコーディネートで入れる赤は、

絶対黒っぽい赤がステキでしょ?

この赤の入れ方を参考にしたというかたが

何人もいたのです。うれしいです♡

 

もちろん、コーディネートによっては

もっと明るい赤、紫みがある赤がいい場合だってあります。

ひと色違うとまったく印象が変わります。

ここにはこだわりたいと思っています。

 

いまやファッションとしてのきもの・普段着は、

年代を色で分けるとことは少なくなってきました。

実際、40代はもちろん、50~60代も若い方が多い!

洋服ではもうクリアできている色使いだと思います、

でもきものではまだかなと思います。

こういう方たちが大人の赤を使いこなしたら、

カッコいいと思いませんか!?

 

だからこそ、その若々しい雰囲気が

痛い「若作り感」にならないような

おしゃれな「大人の赤」を

特集したいと考えていたのです。

 

しかし……まずは常々コーディネートで

見ていただいたらいいのではないかという意図の、

最近の「赤い小物」シリーズです(笑)。

 

次号でも、しゃれ黒羽織特集でも、

参考になる「赤」シリーズ、あります。

特に秋冬はこっくりした色や、

暖色系が季節に似合います。

 

月刊アレコレの提案するコーディネートは、

誰でも取り入れることができることを

考慮しつつ、オリジナリティがある

大人カワイイSTYLEをお届けしています。

 

きもの大好き、きものを実践する編集人がつくる

月刊アレコレは、コーディネートが楽しいきもの雑誌。

着る人の実感と検証をもとに参考になる記事を

お届けしています。

月刊アレコレは書店では売っていません。

年間講読で毎月お届けします。。編集人が

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また月刊アレコレは「KICCAきものカラーコーディネーター講座」の
運営に携わっています。

色彩総合プロデューサー能口祥子先生が開発した、

従来のカラー講座にはない本格的な知識とスキルを学べるメソッドです。

東京教室はスタジオ アレコレで開催しています。

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