自学自習塾

「きものカラーコーディネーター講座」、開講します!

本日、次号の特集の撮影でした。
月刊アレコレ連載中の「センスの7割をつくる きもの色彩講座」の実践編をお送りします。

本格的な「きものカラーコーディネートター講座」も東京で9月から、京都で10月から開講します。

センスは生まれ持ったもの…と思う方は多いですね。
確かに生まれ持ったセンスはあります。でも、それは誰にでも、多少なりともあります、よね。
「でも私のそれはおしゃれとは言えないセンスだわ」と言う方はいると思います。
しかし、その持って生まれた感覚を生かすための、
スポーツでいえば基礎体力と技術の基本となるものが、
この「きもの色彩講座」なのです。

 

そうなんです。
少なくとも、色合わせのセンスの7割は知識で習得できます。

なぜかーー学術的な色彩学は、算数の公式、数学の法則と同じだからです。
誰でも覚えれば該当の問題が解けるように、統一感のある、
イメージに添った基本的な色の組み合わせが解るからです。
 

じゃ、誰がやっても同じ組み合わせの完成になるの?というのは、短慮。
その基本をどう使うかが、先ほど言った、
誰でもがそれぞれに持って生まれた感覚で、使い方に個性が表れてくるのです。
 

ね、自分の感覚だけだと「私、センスない」と思っていても、
色彩の知識を身につけることで、ほかとは違うあなたの感覚が芽を出してくるのです。
昨今、色の勉強というとパーソナルカラーがすぐ思い浮かびますが、
月刊アレコレの能口先生の連載や講座では触れますが、
あえてパーソナルカラーには特化していません。
 

着物における、幅広い分野の仕事に生かせるスキルとノウハウとして
身につけていただきたいと思ったからです。
きものカラーコーディネーターとしてはもちろんですが、
ディスプレーや商品開発、ブランディングなどにも生かせる、
学術的の理論に裏付けられた色の知識を1人でも多くのかたに学んでほしい。
学べば、もっともっとおしゃれなコーディネートの提案や見せ方、作り方が可能になります。
 

能口先生はパーソナルカラーを見ることもできますし、
講師を育成する資格もお持ちです。
さらには色彩心理学にも詳しく、たとえばですが、
好きな色から性格や心理状況を分析することもできるのですが、
それをすると「あたってます!」と、占いのように勘違いする人がいるので、
その分野の明るいことはあえて封印しているとのこと。
現在はどうしても、と依頼があるごく限られた講座だけにとどめているそうです。

色からの心理分析は統計学からもたらされた数値によるものなので、
決して占いでも勘でもない、サイエンスなのです。
同じように、色の分析や情報を基にしたコーディネートは、
ステキと思われるキチンとした理由や裏付けがある
「ステキな」コーディネートとして完成されるのですよ。
なんか、ワクッとしませんか。「センスは誰もが磨くことができる」という断言。

編集人は撮影をしていてコーディネートのことにもよく触れますが、
もっと誰でもが応用できる法則があるはずだと、ずっと思っていました。


それは「色」だと思っていたのですが、
編集人はそれを法則として伝えられる知識や理論を持たないので、
まずを色を勉強してみようと思って、出会ったのが能口先生でした。
色彩の専門家で、きものが大好きで、きもののカラーコーディネートの理論を取り入れたら、
もっときものがおしゃれに楽しく、また仕事にも生かせるのにという考えが、まさに私のど真ん中でした(笑)。
京都まで通って個人レッスンも受けて、
ぜひ月刊アレコレでも伝えたいと思って連載をはじめた経緯があります。
 

1月のきもの色彩講座は定員を超える満員御礼でした。
もっと深く学びたいという声が多く、本格的なきもの色彩講座を開講することにしたのです。
 

一朝一夕とはいいませんが、学べば確実に色彩センスが底上げされ、磨かれます。
正直「色のセンス」いまいちを自負する呉服屋さんにはぜひと受講していただきたいです。
きものユーザーのためにも(笑)。
詳細はこちらから

http://dp00009037.shop-pro.jp/?pid=91571581
 

編集人も引き続きお勉強してます。
仕事に必要、仕事に生かせるなんて!o(^▽^)o

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