月刊アレコレのイベント

「龍工房展」 またとない、がっつり組紐講座のご案内(無料)

今週のスタジオ アレコレ、週末イベントは、
月例編集人トークとともに————「龍工房展」です!
龍工房の洗練された江戸組紐をご覧いただくとともに、
龍工房の若きエース林茂樹氏による、組紐のトークがあります。
 
トークといいましたが、これは組紐講座といってもいい、濃い~内容です。
成り立ちから、組み方の種類からその特徴、いい組紐ダメ組紐の見分け方とか、実演とか。
組紐について、まるっと、がっつり、お伝え、お教えします。
おしゃれとしての帯締ですが、帯を支えるという機能を担うアイテムでもあります。
これだけの濃い内容でのお話を、専門家から聞けて勉強ができる機会はめったにありません。
先日、スタジオ アレコレにて「でぶできもの倶楽部」フォーラムが、熱く開催されました。
ふくよかさんのための補整術や仕立ての話や、ふくよか仕様の小物などを紹介。
その中で、でぶできもの倶楽部主宰者・赤穂だるまや呉服店のふくよか女将が、
「帯締は長尺がいいんだけど、もう少し長さがあれば、というとき」といって、やってみせた荒技は!
帯締をカカトでおさえてから、エキスパンダーのごとく帯締を肩越しにグイッとひっぱるではありませんか!
驚愕の荒技。しかし「これでね3cmは伸びるんです。また元に戻りますよ」
これは、注釈があり、「いい帯締であること」が絶対条件なのです。
つまり、いい帯締はしなやかで、伸びるのです。
そして徐々に戻る。だからしっかり締まる。伸ばしたものでも一晩休ませるとちゃんと元通り。
女将の技には驚愕ですが、理にかなっている対処法なのです。
(すごくオススメするわけではありませんが、必要な人にとっては素晴らしい品質が身にしみるわけです)
そんなリアルな様子をみて、聞いて、
やっぱり帯締は組み方の良し悪しがしっかり実感できるアイテムだなと思ったのでしたよ。
とにかく、聞いておきたい、知っておきたい組紐のアレコレ盛りだくさんです。

お忙しいなかでの2日を、月刊アレコレのために空けていただきました。
そして組紐といえば、羽織紐もあります。ぜひ男性にも聞いて欲しい内容です。
ぜひおいでください。新しいスタジオ アレコレでお待ちしています!

さらには! 今回の超特典!
来場者全員に、先代社長・福田万之助氏が取引先に帯〆、羽織紐の一層の理解を深めるために作成した冊子「紐」の簡易復刻版を差し上げます。
この冊子の存在を知り、「これはぜひ紹介させてください!」と、承諾を得て簡易復刻版として綴りました。
こちらも見逃せません~。


 
日時:2014.12.6(土) 龍工房・組紐講座 14:00
   2014.12.7(日) 龍工房・組紐講座 14:00
   ※参加は無料ですが、事前に参加日時・人数をこちらからお申込みください。
 
   2014.12.12(金)
   2014.12.13(土)
   2014.12.14(日)
会場:スタジオ アレコレ 11:00~19:00 
  ※トークは時間が決まっていますのでご確認ください。
 

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