きもの

補整のある、なしの違い。

 昨日、「腰痛のハナシ」で、おうちで着ていた着物をアップしました。

そのとき、たまたま、補整をした・しない写真があり、補整したほうがキレイだからコッチを使おうなんて、考えて……そういえば、補整のある・なし画像も紹介しておこうかなって思いつきました。

今日は、その同じコーディネートで、補整のあるパターンと、補整なしパターンの写真を比べてのお話です。

おうちきものは、洗濯物を増やしたくないし(着物の下着は洗濯物が多いのは事実です)、手早く着たいのもあって、また人の目を気にしなくていいわという着物だから、補整なしです。(補整なしがベストということではありません)

 で、同日、ちょっとした事情があって着替えをして、補整をしました。

補整以外は、着物も帯も、全く同じです。

 自分で言うのもナンですが、なんだかんだと結構きものを着ているので、

補整がなくてもそれなりに着ることはできるのですが、1日着たときの着崩れ感、それを直そうと気をつかうネガティブな部分、身体への負荷(紐の食い込みが身体に負担)、そういう諸々があって通常は大体補整はします。

 

で、比べてみてください。着た直後はまだそれほど着崩れは出ていないので、シワ等はそれほど目立っていませんが、補正無しのほうは胸の薄さで布のたるみがあります。

補整したほうはふっくらとした感じがあります。これは写真右の身頃の端っこのストライプをみるとよくわかります。

ストライプが真っ直ぐです。でも下の補整した写真ではストライプがふくらみに沿って柔らかいカーブになっています。

これが1日動いていると、もっとたるみやシワがはっきり表に出てきます。

 着崩れって、結局、「布が身体にきちんと沿っていない」ということです。

つまり、着物と身体(襦袢)の間に隙間があるから起きる、ということです。

だから「着物は襦袢(下着)が大事」=「襦袢をきちんと隙間なく身体に沿わせること」=「凹凸をなくすこと」ことが大事なのです。

 

でも身体は平面ではありません。骨格があり、人それぞれ、凹凸も違います。

補整はこの凹凸を埋める作業になります。凹凸を埋めることで、布と(補整した)身体の隙間がなくなるわけです。 

(普段着なら補整が)必要がない方もいます。人間の身体は必ず凹凸はありますが、例えば、私などはなかなかキビシイ事実ですが^^; 身体に“張り”があると、布が止まる、つまり動きにくいと言うことはあります。

私の場合、すでに“張り”が減少していて (^^; かつ、痩せぎすなので身体に布がとどまってくれないのです。

 

だから、補整をすると、たとえばタオルなどを巻くと、襦袢の布がその上に、さらにはきものも襦袢の上にきちんと“とどまる”ということです。

紐もタオルにきちんと食い込んで(と言うと、ちょっと語弊がありますが)おさまりがいいんですね。

 着付け学院ではどう教えているか、わかりませんが、これは私自身が何十年、また1週間で4~6日着物を着ていての実感です。

 補整は必要がないなら、当然することもありませんが、

必要な補整はしたほうが、いろんなストレスから開放されますよ、と私的には考えるわけなのです。

      ※補整なし   

      

      ※補整あり

      

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