きもの

着物で腰痛を緩和しました―その1

 背中がパンパンに張っていて、人生初の腰痛も経験中です。
きもので腰紐、帯などを締めていると楽になります。

今日はおうちきもの。
ワタシは基本、お出かけ着物で、お家きものではありません。
が、今日はおうちでも着物、です。
そういえば、昨日もFacebookで、洋服を着るとお腹が冷えてお腹を壊すというスレッドもありました。
また、この話題をFacebookでも上げたところ、
鍼灸師の友人からも、

鍼灸師的にも腰痛には着物が良いです。
正座の時に骨盤の上に脊椎がちゃんと乗ってるので
」とのコメント。

つまりは、横座りは良くないということですが、
帯をしめることで脊髄が固定されて、きちんと骨盤の上の正しい位置に乗るということ、のようです。

法的な規制があるので、「きものが腰痛に効く」なんて言えませんが(笑)
でも、コルセットの役目があることはよく理解出来ますし、
裾よけや腰紐は骨盤を固定し、矯正してくれます。

このことは、産婦人科医でマタニティヨーガの指導もしている先生がおっしゃっています。
だから、着物の時代は3人産んでも、5人産んでも、
骨盤が歪むという女性はいなかったというのです。なるほどー@@

着物の紐が自然に出産後の骨盤を矯正し、
また、帯が内蔵を包み込んで温めるという、
大きな効能をもたらしてくれていた、ということです。

昨今、着物で通勤できる人、つまり日中を着物で過ごせることができる人は多くないと思いますが、
でも帰ったら着物という人は、周囲ではなぜかきもの男子に多い。

 

波平さん生活を目指しているともいいますが(笑)、
オンオフの切り替えになり、しかも楽、と皆さんいいます。
男性は女性より着るのが簡単ということもあり、
「切り替え」になるのでしょうね。

今日のおうちきものは、三河木綿のみかん染め。
[
布花織りあそびアトリエ風花]さんにオーダーして織ってもらったターコイズの半幅帯。

おうちきものだけど、木綿と帯の彩度が違いすぎるのが気になるので、
小物で引き算コーディネートで、帯締めを選んでみました。
二部半紐に秋月洋子さんのれんの銀のポチッと帯留め。


追記:きもので腰痛を緩和するという内容について、後日の追記があります。

 


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