きものと、子どもと。
イベントが終了して、夕暮れの田園調布の坂道を並んで帰るいまさんとななちゃん。
親がきものを着ていると、子どもはそれが環境の一部、日常の風景の一部として育ちます。ななちゃんは、お母さんみたいなきものの女性になるんだろうなあ。
私自身は洋服も好きなので、洋服も着ます。おうちきもの、365日きものではありません。お出かけ着なので、頻度としては多いと思います。
でも、どうしてもきもののほうに予算が偏ってww、洋服を着る時に「着るものがなーーいいーー!ヽ(`Д´)ノ 」と、なります。
だって季節ごとには買えないんだもん。そうするとそばで見ている息子がぼそっと「きものにすればいいじゃん」とつぶやきます。
彼にすれば、きものは迷わず引っ張りだして着ている母親が、洋服の時はやたらうるさいと見えてw 封じ込め作戦としてw きものを提案するワケです。
彼にすると至極当然のことでしょ、的な。ま、幼稚園の時からきものでお迎えも行っていたしね。
でも、こうしてみるとやっぱり洋服って、毎シーズン購入しないと、だんだんイケてないヒトになります。
でもきものって、例えば私の場合ですが、20代、30代に誂えたものがバリバリ現役です。
リサイクルも着ますし、義母や、姉のお下がりや、友人の着物好きなお母様の遺品なども重宝して着ていますが、やっぱり寸法が合うものや、お直ししたものは着用頻度が高い。
洗い張りに出して仕立て直しでもしようものなら、養子が実子になる感覚です(爆)。
絹って本当に強くて、洗い張り出して仕立て直すと新品です。
タトウ紙を開いてしつけ糸がついた「実子」を手にとると、それまで着ていたときより、もっともっと大好きになるワケなのです。
もう一生、アナタの面倒は私が見るからね!!状態(爆)
いまさんの写真から、なんか随分話題が、坂を転がってしまったみたいです。^^;