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編集人のきもの


昨日、久しぶりに着た変わり市松の縮緬の小紋。
帯は義母が解いて洗い張りをしていたロウケツ染めの、
茶羽織の生地で仕立てた名古屋帯。
ちょっと、レトロ感を出したコーディネートです。
コーディネートって、人それぞれの持って生まれた感性や、
センスって確かにあると思います。

でも、基本的な理論はあって
それを踏まえると、かなりコーディネートは楽になるし、もっと楽しく幅が広がります。
(私の場合はアカデミックな専門知識というのではなく、グラフィックデザインの現場や撮影や着ている実践から、経験的に構築されたものですが)
雑誌やきものの本でいろいろなコーディネートを紹介しています。
目で見る情報は理論が及ぶところではありませんが、
でもそのコーディネートを実践に移すときの端緒となる、公式みたいなもの、
コーディネートを言葉でかみくだいたものがあれば、初心者は特にうれしいと思うのです。

私の月1回開催している「きものをたのしむ塾 色は匂ほへと」では、
そのあたりの誰でも納得できる、きもののコーディネートの
基本的な理論をお話するのですが、
皆さん、すごく納得してくださいます。

自分も本の編集をしていて、ナンですが、ビジュアルは参考になりますが、
それを自分が持っているアイテムに落とし込むのは結構、難しいものです。
でも、普遍的な基本理論を踏まえると、
手持ちのアイテムにもその理論を落とし込めるのです。
あ、理論、理論とは言ってもすごいものではありませんので (^_^;) 
ある意味、当たり前なことなのですが、それを「言葉」で伝えている本て
実は意外にないなあと思って、お話しています。
いまこの自分の画像を見て、その理論を自然に取り込んでいるなあと思った次第です。
そして私がときどき言われるのは、
「コーディネートの振り幅が大きいですね」――それって自分のスタイルが希薄? (^_^;)
でも楽しいからいいのん。いろんなコーディネートを遊んでいます。
「きものを楽しむ塾 色は匂ほへと」は毎月1回、3回コースで、着付けの話やキレイに見える着姿のポイント、そして「手持ちのアイテムで作る、鉄板コーディネート」を、昨年から開催しています。
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回でもOKです。お気軽にご参加ください。^_^


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