月刊アレコレ

Vol.69、出ました!


アレコレ69月刊アレコレVol.69、出ました!
時は春。色も春。きものも春。
今号は春色のきものがテーマです。
人はきれいな色と暮らすと、気持ちも明るくなります。
69号はきれいな色の無地大島紬を紹介しています。
もう東京は桜が咲き始めています。
いい加減に日本経済の足を引っ張ることは自粛しよう!

と、月刊アレコレは声を大にして言いたい。
最近いただく読者からのメールからも、自粛の空気の中にきものも閉じ込められているのを感じます。
周囲の目や、学校が入卒での着用を直接禁止したりと。
なぜ同じ式服なのに、洋服はよくて着物がいけないのか、理解できませんねー。
それでもみやざはきものを休みなく着続けますけどね。
今号はきくちいまさんのイラストエッセイも「こんなときだからこそ」
明るい色の春きものも、被災した皆さんを応援する色。きれいな色を着ても心が晴れ晴れとはいかないとはもちろん、思います。
でもね、でもね、被災していない私たちができることは自粛して暗い気持ちを持ち続けることじゃないはずです。
応援する気持ちは行動に出してこそ。息を潜めていてできる応援なんて。
そりゃあ、義援金を送ることはできます。でもはっきりいってそんなスケールじゃない。
私たち被災した人たちの分まで、経済活動、経済につながる消費行動をしなきゃ。
出かけるだけで、お茶を飲むし、ご飯も食べるし、電車にも乗る。映画だって見る。買い物だってする。それが大事なんじゃないかな。
69特集コーデ69特集コーデ2


花想容紬音符本誌で紹介しているモデル着用のコーデです(左の帯締だけちょっと違います。春らしいので紹介のために)
左は花想容さんの、画像では分かりにくいのですが、音符が飛んでいるキュートな紬と、マルチカラーの絞りの名古屋帯。帯締は龍工房。
右は石毛呉服店の無地大島紬きゅらさと、同店の花紅型しゃれ名古屋。帯締はやはり龍工房。
龍工房さんの帯締、帯揚、
すてきなんですよ。

龍工房これが龍工房さんの帯締。
これは撮影時にお借りしたものですが、今日うかがった新作展示会では、ため息が出る夏物が揃っていました。
もの作りが好きな社長の気質を感じさせる商品揃えです。
ぺたこさんの「スクラップ帳」は毎日のコーディネイト、
そして「暖簾の向こうにメェ~が一頭」のメイメイマンが紹介してくれている誂え染め。
知って絶対損はない、きものの楽しみ方を伝授してくださっています。
さらには「たのもう!お誂えお直し入門」で紹介しているなちゅさんの、オーダー織り半幅帯。
こちらはあらためて紹介したいと思います。
これもいいですよ~。皆さん、まずはポチッとしてお読み下さい。
春を、きものを、着ましょう。着たい気持ちを抑えることなんてありません。


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