日記・つぶやき

イマドキ着物、三種の神器?

一時に比べると「普段着物熱」が収まってきた・・・といいますか、冷えてきた?みたいな見方があります。
確かに、表向きはそうかなーという気もします。が、しかし!そういう中で、「定着」してきている部分もあると、街中を歩いていて思います。
 ・まず、絶対数が少ないとはいえ、必ず見かける。
 ・それもかつての「いいトコのオバサマ訪問着」スタイルじゃない、
  イマドキのスタイルの着物人が多い。
 ・年代も30代~と若く幅広い
じゃあ、イマドキとは、と言いますと、みやざ的には
 ・普段着で(染め織り関係なく)
 ・半衿が色柄刺繍モノ。
 ・帯留必須
 ・足袋も色柄モノあり(10~20年前は街中で絶対見なかった)
 ・秋冬は長羽織(普通の丈もあるがとにかく羽織が台頭)
 ・角襟のいわゆる着物用コートは着ない。
  別珍やウール系の洋物系マントやコートが多い。
こうしてみるとやはり池田重子さんの「日本のおしゃれ」の影響は多大です。「半衿・帯留・長羽織」はイマドキ着物の三種の神器に登録決定!(笑)です。
もちろんそのスタイルだけではなく、分化しているジャンルも多彩です。
いわゆるスタイリッシュな無地系都会着物とか。(こちらは意外と街中で見かけることは多くありません。なぜだ?)
着物熱が落ち着いたとは言うけど、和ードローブとして定着してきている部分は確実にあると実感しています。スタイルが分析(というほどではないけど)できるということは定着なのです。そして、半衿・帯留などコーデの部分に特徴が出ているところにチカラ強さを感じるみやざです。
復刊月刊アレコレ、がんばるぞー!(ってどこにハナシをつなげるのだ)
ここからは(これまでも、か?)まったくみやざの独断偏見私見ですが、
無地系スタイリッシュ着物って、そもそもモノが上等じゃないとかっこ良さが成立しないみたいなところがあります(と思う)。
上等食材はそのままを味わう。普通の食材は日々調理に工夫しながら楽しむ、みたいな。
どっちがいいとか悪いとかいうハナシではありません。両方、着物の楽しみ方ですから。
月刊アレコレはもちろん、実践できる着物の知恵と工夫、和ードローブとして楽しめる着物の情報を発信してゆきますとも。
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