着物の店

着物ショップ「omo」のもりたもとこさん。 みやざ in 京都

さて、岡山から京都へ移動。
帯の織り元さんへ。が、こちらはまた次にアップします。月刊アレコレの連載「きものの基」でお伝えしている養蚕農家、製糸業などと同様に、ショーウィンドウでは見えないところで着物を担っている現場の職人さんたちの大変さ。
そこには、次代に着物文化を継承できないかもしれないという危機感があります。
こちらはあらためてじっくりお伝えしますネ。
さて、地下鉄烏丸御池駅すぐ、室町にある「omo」を訪ねました。
こちらは知っている方も多い、もりたもとこさんの着物ショップ
おしゃれでこじんまりした店内には、紬や欧米のファブリックで作った帯、下駄、カジュアルな伊勢木綿と、
数は多くはないけれど店主もとこさんのオリジナルやセレクトしたアイテムが揃っています。
いきなりの訪問でやたら長居してしまった無作法みやざ(ーー;
だって、もとこさんがいらしたので、ついつい着物のハナシを始めたら…止まらなくなってしまった二人だったのです(何気に自分のせいだけじゃないと言い訳している(笑))。
いろんなハナシの中で考えさせられたのは、ご自身も「何も知らない」で着たいものを着たいように着ていた時期を過ぎたら、
やはり着物の王道というか、セオリーに立った装いの良さにも惹かれるようになったと言うこと。
そして共に意見が一致したのは、それでもやはり「失敗」しないと、
つまり自分なりに修行(笑)しないと、人からの教えや説明だけでは腑に落ちないし、それを実感できないということ。
単語も文法も覚えないでいきなり英作文は書けないと言うか、英文詩は読めないということなんですね(笑)。
ちょっぱやで次ページにある対訳を読んでも、
英詩そのものは自分のものになっていないというか。
ほとんど突撃取材(爆)さながらのお話の展開でした。
もとこさんはとても明るく、気さくでチャーミングな方でした。
ホラ、こういうと怒られるけど、京都の人はいきなりは本音で話さないって伝説(笑)があるから、みやざも最初は遠慮したんですけど(どこが?)。
もとこさん、楽しい時間、ありがとうございました。
そうそう、オリジナルの半幅帯も購入させていただいたんですが、こちらは写真取り忘れてしまいましたので、次の機会に。
もとこさんの着物は薄茶の塩沢の単衣に、omoオリジナルのヨーロッパのファブリックを使った二部式名古屋です。
omo初めての展示会が今月…というか、今週末から開催します。
お近くの皆様、ぜひ行ってみてくださいね!
もとこさん、ありがとうございました。
日時:9/27(土)~29(月)11:00~19:00
会場:Roji 京都市中京区木屋町通り御池上ル東側 
問合せ:075(212)8676 omo

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