取材

きものびとは、自給自足で釜をかける茶人。

今週、ずーーーっと、サボって…いたわけではないのですが…、
ま、進歩なくいつもの言い訳からです(笑)。
少しご報告がてら――。
水曜日、埼玉は越谷へ「きものびと十人十彩」の取材で行ってまいりました。
画像を見てお分かりの通り、風雅なお庭、この手前には待合があります。

そうです、そして流れる手水、この日は裏千家の井上優更先生を訪ねてきました。
茶の湯の先生は大勢いらっしゃると思いますが、
なにしろこちらの先生は庭先で季節の茶花300種類を植えています。
そして、30年のキャリアを持つ陶芸の技で、茶碗は言うに及ばず、
水指、茶入れ、香合、菓子器、すべて自作。
いえ、まだまだありまするの。蔓で編んだ花器も味わい深く床の間に置かれ、この日の香合は陶器ではなく木彫りの翁。
なんと、こちらも欲しいものが見つからなかったとのでと、ご自分で彫ってしまった!という、言葉を飲み込んでしまう徹底振り。
そして茶事に付き物の懐石料理も主菓子も、お一人で作られるのです~~~。
この日のために趣向を凝らしてくださった井上先生、もちろん主菓子も手作り。美味しゅうございました。
そして、先生ならではの着物のコツなども伺って参りました。
次号もご期待くださいませー。

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