今日は横浜方面へ「きものびと十人十彩」の取材です。
写真はお料理の本です。そう、今回はこの本の著者の料理研究家の「やまはたのりこ」さんです。
料理教室を主宰、講演や雑誌、冊子の料理コーナーを担当なさったりと、幅広い活躍をなさっています。
と～ってもおおらかで明るく、いい意味で元ミス横浜とは思えない気さくな方です。
客室乗務員→子育てに専念→本格的に料理を勉強、利き酒師の資格も取得→料理教室を主宰→そして――、
やまはたさんのそもそものコンセプトは、
食を通して日本の文化を多角的に発信していくことなのです。
ゆえに写真の『愛の料理』は、やまはたさんの徹底的なこだわりがギュッと詰まった文字通り、愛情たっぷりの本です。
そのポリシーの一貫が、教室ではご自身が「着物」で料理を教えるということ。
生徒さんが家庭の台所に入るような雰囲気で、迎え、教えてあげたいというやまはたさん。
旬の食材の話題や知識に触れるとき、着物だと一層、その季節感を感じ取ってもらえるそうです。
やまはたさんの料理の特徴のひとつが日本酒を使いこなすこと。
料理に欠かせない素材、調味料が、日本酒だといいます。
そ、「利き酒師」の資格がここで、ね、つながったでしょ？（笑）
さらに楽しいお話は、次号を待て（笑）。