月刊アレコレ

次号「着物の基」は“単衣の着物の解き方”。

着物の解き方記憶力よろしい方は覚えがある、みやざ気に入りのアンティーク着物です。
シミはなく見た目の状態は悪くないものの、それ故丁寧に十二分に着つくしたらしく、弱々しい着物でした。
工夫すれば「帯」になるのでは…というアドバイスをいただいた着物です。
さて、本題。これは身頃と袖を解いたところで、天は肩山です。
そろそろVol.32月刊アレコレが発行ですが、
現在制作中のVol.33アレコレ「きものの基」は「単衣の着物の解き方」。
これまでに仕立ての寸法や用語について一通り触れたので、
次は軽く実践に触れます。仕立てまではしなくても、
生地自体をどうにか生かしたいとは、思うでしょ?
シミがあるけれど、いいトコ取りで帯を作るとか、
長い袖をそのまま生かしてウソツキにするとか、
半衿や帯揚にするとか、鼻緒にするとか…。
昔みたいに半纏、布団、座布団、ハタキとはいかないけれど、
着物は本当に最後の最後まで役に立つお宝です。
「きものの基」を監修いただいている祐安先生に、
実際の手順通り、解きながら気をつけるポイントも伺い、
このみやざのお宝アンティークを解いて“もらいました”(笑)。
みやざもちょっと実技しました(笑)。
  「仕立てた順序の逆から解いていきます」、フンフン、なるへそ。
最近は“和裁のプチ達人”(笑)が多いのですが、
みやざみたいに“まだ”「天才的な凡人」の皆さんは(爆)、
ぜひ参考になさってくださいね。次の次もお楽しみにぃ~~~。

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