芝居・歌舞伎・ライブ

プラチナチケット握り締め、歌舞伎座へ。

歌舞伎看板歌舞伎座8月の納涼歌舞伎に行って参りました。
月刊アレコレで連載中の「みそひともじ」筆者、酒井あつ子女史が必死で、ネットでの争奪戦を勝ち抜けてGETした貴重なチケットです。
なにしろ即座に完売ですから入手が難しいのです。
ところが酒井女史、急遽、予期せぬ成り行きとなってこの日の観劇を断念。
泣き泣き3枚をみやざに譲ってくれたといういわく付きの、
みやざ的超プラチナチケットです(笑)。
今日は「裏表先代萩」。
「伽羅先代萩」の仁木弾正や政岡、八汐が顔を揃える従来の物語を表に、小悪党・小助の話を裏にして同時進行する先代萩です。
「先代萩」はすごく久しぶりです。
鶴千代君の毒見をした政岡の幼い息子をその目の前で手にかける、
憎々しく非道な八汐の役は、その非道さゆえ、
女形ではなく立ち役が演ずることが常とされています。
今回は扇雀。立ち・女形両方演る役者ではありますが、
その昔、仁左衛門が珍しくもこの八汐で女形をしたことがあります。
180cm近い仁左衛門が鬘を被って演ると、190cm近い大女になります。
ホント、極悪非道なヒールの女子プロレスみたいな憎々しさがありました(笑)。
見所はやはり何役も演ずる勘三郎の役変わりと演じ分けです。
フムフム、相変わらず鼻につくくらい“上手い”んですけどねー。(笑)
ま、ま、語るとまだまだエンドレスですが、
明日の昼の部も控えております。楽しみ~。

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