芝居・歌舞伎・ライブ

紬で歌舞伎、吉右衛門。

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大好きサ、吉右衛門(笑)。
新橋演舞場へ行って参りました。お目当ては大好きな中村吉右衛門。久しぶりです。
吉右衛門をご存じない向きは、あの鬼平といえばわかるでしょうか。みやざえもんはお兄さんの松本幸四郎より、吉右衛門の方が昔から好きです。今回夜の部は「石川五右衛門」「京鹿子娘道成寺」「松竹梅湯島掛額」。兄・幸四郎といえば、その息子・染五郎も出ています。叔父・甥の共演ということで、「松竹梅~」では、そのあたりをネタにしたアドリブ風ジョークもありで―(笑)、特にこの演目は軽めの作品です。五右衛門はつづら抜けが見どころ。でも、やっぱり昼の「夏祭浪花鑑」が観たいなぁ。
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歌舞伎きものは、紬の訪問着。
帯は縮緬手書きの名古屋。この帯はみやざえもんが持っている帯の中では結構いいものなのですが、ぱっつり切って作り帯にしています。
理由は長すぎる、柄の出方の問題等、いろいろあるのですが、「好きな帯だから」たくさん締めたくて、といったところです。作り帯はこれと夏帯の2本、持っています。
Tukeobi 作り帯だっていいのダ。
よくきものを着始めたばかりの友人にもいいます。――着たい。でも着られない。だったら好きなきものと帯をコーディネイトしてワンセット作って、その帯を作り帯にしちゃいなさいよって。(切る作り方、切らない作り方いろいろですが) そうしたら、週末、明日、急に気が向いたとしても「好きなワンセット」があればすぐ着られるし、着たい気分も満足できます。どうでもいい、もったいなくない帯を作ったって、しょせん使わないんだから。着る機会が増えれば、ほかのきものだってコーディネイトする余裕がでてくるし、手結びにもトライしてみる気にもなるってもんです。
サンゴの化石帯留、経費¥700なり。
帯留はサンゴの化石の標本に、帯留金具をつけた手作り。虫喰いのシミがご愛嬌。化石の標本だから同じものはなく、色や柄がきれいなものを選びます。もう1コ完璧にきれいなのもありましたが、それはきくちいまさんに贈呈しました(笑)。模様がお花みたいでしょ。
Kasekiobidomeomote Kasekiobidomeura ←サンゴ化石の標本帯留・表と裏。虫食いがご愛嬌。
箸置帯留より、厚みがなくて良いヨ。
あ、これら東急ハンズで購入できます。

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