保存版 え!?大嫌いが大好きになる?きもののアイロンのかけ方のコツのコツ 特集
これまでも、きものの手入れや、夏きものの洗い方などの
特集をお届けしてきましたが、
今回、初のアイロンがけについての特集です。
特集 保存版 きもののアイロンのかけ方
たかはしきもの工房の女将・髙橋和江さんが教える
プロの業を活かしたコツのコツ
アイロン――もう死ぬほど嫌いなヒトです(編集人)。
お針の次に嫌いです(半衿付け、大嫌いなんですー)。
お針は嫌いだけでなく、救いようがないくらい不得手。へたくそ。
アイロンも嫌いですが、アイロンはかけると
なんとなくシワはとれるので、自分が着る分には
なんとかなるレベルにはできるから、
まあ、お針ほどではない……の次くらい(笑)。
で、アイロンはまず、準備が面倒。
そこをいい始めるもうおしまいって感じなのですが(笑)、
あの布を動かしながら、アイロンをかける面積……
裾とか、袖とか、胸まわりとか、ほんっと、面倒です(苦笑)。
しかも、すっきりとれるとは限らない。
霧吹きを使うのも手間。当布も手間。
何から何まで手間(ただただ嫌いなヒトの思考)。
で、手入れと言えば、肌着で知られる
「たかはしきもの工房」の女将・髙橋和江さん。
元々は悉皆が本業。手入れにお金がかかっては
きものを着る人が減るという観点から、
汗を着けないきものの肌着を開発したのがブランドの発端です。
その和江さんが
「私もアイロン嫌いだったのに、
いまではパリッと気持ちよく仕上がるので大好きに」
なったというのです!
そんなこと、ある??
アイロンの好き嫌いって、個々の性格や特性が
優先されるような気がしません?
苦手だった料理がいまで大好きになった……のとは
ちょっと別物のような気がするんですよね……。
「違うの。コツと、あとね、ある道具を手に入れてから
もうストレスなくアイロンがけができるようになって、
しかもシワがスキッととれる気持ちよさったらないの」
なんだ、そのコツとは!? その道具とは!?
確かに、そもそもが手入れのプロですもんね。
ということで、ご指導ください、和江さん!となりました。
和江さんの手入れ指導の何が素晴らしいかといえば――
生地や素材をよく識るプロが、
実生活で実践している内容で教えてくれること。
つまり日常レベルでできる手入れでありながら、
プロならではの知恵と技があることです。
皆さんも本特集でアイロンがけが
好きになることを、願っています〜。
コツはなんぞや? 道具とはなんぞや?
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