昭和なお下がり着物が一気におしゃれになる!コツ教えます!(前編)

『月刊アレコレ』Vol.212発行となりました。

今回の特集は、お待ちかね!こちら!

 ↓

昭和のお下がりきものが一気におしゃれになる「帯とコツ」教えます

気分もおしゃれ偏差値もアップ

アゲ帯の選び方・合わせ方

何がお待ちかねって、今年に入ってから、

『月刊アレコレ』では読者アンケートを取っているところなのですが、

そのなかにあった熱い要望が、

「昭和のきものがどうにもうまく着こなせない」

「どうしたら素敵に着られるか、とりあげてほしいです」

はい、取り上げました、アレコレすぐやる課(笑)。

小さな編集部だから小回りが利く、

皆さんの声がとっても近いんです。

1月のアンケートで3月には取り上げる。

編集の身体能力、高いです『月刊アレコレ』(笑)。

(編集能力じゃないんだww)

さて、とはいえ、もっている「昭和なきもの」はそれぞれ違うわけです。

誰にも通用する、普遍的な昭和きものの着回し術。

それが!「帯」です!

いや、それって、意外と普通?

あたりまえじゃない?

と思うなかれ。

それをいうなら、なぜ「昭和きものの着こなし術」の要望が高いのか。

単に、ちょっと“良さげ”な帯を合わせただけでは

昭和きもの臭は抜けないから。

その帯の選び方、合わせ方のコツをお教えします、という特集です。

いまって、昭和レトロブームですよね?

でもきものに関して言えば、私達は

まんま昭和レトロを着ています(笑)。

やはり、まんまが素敵なわけじゃないんですよね。

現代のオシャレ感、令和みがほしいのです。

逆にいうとそこが足りないから、

ちょっと垢抜けないともいえるかもしれません。

ちょっと前置きが長くなりました。

昭和のお下がりきものが一気におしゃれになる帯と、コツ。

帯をカンフル剤と考えましょう。

昭和きものが一気に覚醒する帯がポイント。

ではそのカンフル剤になる帯とは、どんな帯?

はい、本誌でそのキーワードを10コ挙げております。

それを知ると、カンフル剤になる帯の全体像が見えてくると思います。

特別に2つ紹介すると

「クセつよ」 と 「多色使い」

こちらの写真をみてください。

多色使い。それも原色。それも補色で。

クセつよ。。。(笑)と思ったなら、それが正解です(笑)。

ーなのに、キレがあるモダンな印象の帯です。

計算されたコンポジションの美しさ。

これを、昭和のきものに合わせることで、カンフル剤になるのです。

きもの1枚に帯3本ならぬ、

『月刊アレコレ』ではきもの3枚に帯1本で、

まったく違う印象の覚醒感あるコーディネートを紹介しています。

1つご覧いただくと、このきもの。

はっきりいって、いま着るの、間違いなく難しい。

しかも昭和すぎるオレンジ。

さすがにこれはムリでしょ??

どーするアレコレ!

はい、こーするアレコレ!(笑)。

いえ、これがね、クセつよ・多色使いの帯なら

ムリじゃないんです。

どーです、カワイくないですか?

アンティーク調の着こなし。

こんなに主張が強い色柄の小紋と帯なのに、

お互いがクセつよ同士でバランスがとれているわけです。

それでいて垢抜け感があるのは、

多色の帯のなかの白が効いているから。

今日は大サービス。もう1つも紹介。

こちらは、お茶きものの雰囲気が濃厚な千筋小紋。

これに帯のなかのオレンジを取り出して、

ポップに変身! 水玉帯揚はスカーフ。

千筋の江戸小紋がポップになるって、めっちゃ楽しい(≧▽≦)

というわけで、ほかにも

クセつよは、むり〜、苦手だわ〜という方のための

多色使い帯も紹介。これなら絶対いける!

という、同じくきもの3枚に帯1枚コーデを紹介しています。

今回、ほんと、しっかりした帯は

底力があると思いました。

前後編でお届けしています。

後編もお楽しみにーー。

『月刊アレコレ』は書店では売っていません。

ご購読は送料無料の年間購読がお得です。(^^)

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