月刊アレコレ

月刊アレコレ最新号特集は「薄羽織が旬!」

月刊アレコレvol.130、発行です。
今月の特集は「薄羽織が旬!」  ワクワク(してくださいw)

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最近、レースの薄羽織を着ている方をよく見かけませんか。
羽織といえばーー
桜以降、「関西は羽織りもの、関東は帯付き」
 
という傾向があったのですが、
 
最近は関東でも、薄羽織を羽織った人を
 
よく見かけるようになりました。
写真下はきものデザイナー木越まりさんの新ブランド、
「花華KAHANA-木越まり」の綿レース。レースのモチーフが素敵です!
「花華KAHANA-木越まり」は今後要チェック。今月にウェブサイトで発信します。
その下は今号で紹介している「着物屋くるり」のレース羽織。
帯が透けて見える後ろ姿がいいですよね。


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羽織もきものと同様、袷、単衣、薄物がありますが、
 
昨今の実情から袷のあとはすぐに薄羽織という方が多くなりました。
ここで、ちょっときもの通のかたは(笑)、
 
「え?? 袷(の羽織)のすぐあとに薄物? 4月から??」
 
と思いますよね。  はい、そうなんです。
 
「それって、いいの??」 
 
はい、いーーーーんです(笑)。(川平慈英か(笑))
そもそも薄羽織流行の発端はプレタのレース素材が
 
出てきたあたりからでしょうか。
 
もう袷は着られない。でもちょっと羽織ものがほしい―
 
いままでならストールなどの巻物が多かったと思いますが、
 
そのストール感覚で気軽に羽織れて、
 
気軽に購入できるレース羽織がアイテムとして入れ替わったようです。
 
理由は2つ。
 
先に書いた「昨今の実情」とは下記1つ目の理由。
 
 1)限られたアイテムで着まわすカジュアル志向の台頭
 
 2)そして、「塵除け」としての役割
 
「魔除け」と空目している人いませんか。ちりよけですよww
 
 
 
先に、「桜以降、関西は羽織りもの、関東は帯付き」といいました。
 
ここ数十年のことですが、関東は秋冬以外で、
 
羽織りものを着ることは少なかったと思います。
 
しかし、関西は外出時に何も羽織らないのは、
 
「お行儀が悪い」ように感じる文化があり、
 
季節に関わらず、夏でも塵除けとして、
 
特にコートを着ることが多かったようです。

 
 
写真下は、今回取材させていただいた、
山村流上方舞師範 山村若静紀先生
美しいですね~~(うっとり)。
若静紀先生はキモノ*スイーツの運営でも知られています。
「七緒」の15分着付けでもご存知の方も多いですよね。
本(「堀口初音さんの 決定版! 魔法の「15分着つけ」)も出されました。
いまあちこちで活躍中の、特に関西方面の人気着付け講師は
皆、といっても過言ではないほど先生の教え子。
キモノ*スイーツ修了生なのです!
3歳から日本舞踊を習い、現在は着付けレッスンは最少限に押さえています。
舞を主軸に伝統芸能にも新たな風を吹き込まれています。
先生がお召のコートが、「羅」。先生はコート派です。
最近、羽織やコートは紋紗が多く、羅をみることは少ないと思います。
何よりも、その透け感。ラフな織りなのにエレガント。

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若静紀先生もおっしゃっています。
「塵除け」として着るなら、「防寒」の羽織りものの次は
 
薄物でもいいですよ、ということです。
 
 
 
もちろん、しきたりが生きている世界できものを
 
着ているかたは単衣を挟みます。先生もです。
 
 
 
ただ、昨今の温暖化や、限られたアイテムできもの生活を楽しむ時、
 
ワードローブは絞られて来る傾向にあり(理由の1つ目)、
 
結果、ひとつのアイテムで着まわす時期が長くなるようです。

 
 
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それでいて、今度はそのスキマを
 
楽しみたくなるというパターンも必ず出てきます(笑)。
 
ファッションの要素があるものは、
 
そういうものなのです(笑)。人と違うものを楽しみたいんです。
上の写真は「着物屋くるり」の特注の織りで作られた今季新作です。
下の写真は「Kimono Factory nono」の、背縫いがない羽織。

 
 
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ということで、今号はプレタのレース羽織から、
 
正絹の薄物羽織まで、
 
  ・いつ着る?
 
  ・どのきものに合わせて着る?
 
  ・プレタはどんな種類があるの?
 
等々をご紹介しています。
 
 
 
そして、今回の目玉! のひとつ。
 
「arecole式2乳(にっち)」をはっぴょう~~! しています。
 
 
 
何、それ? ですよね。
 
 
乳って、すごく微妙だと思いませんか?
 
帯や衣紋の抜き具合、羽織紐によって
 
「乳の位置がびみょーに違う」のがお悩みのかた、多いと思います。
 
七五三(しめ)さんとおっしゃるアレコレ読者の方もそうでした。
 
友人の和裁士の大友さんにお願いして
 
  「乳を2箇所に作ってもらいました!」
 
え?? 2箇所って。 段違い平行棒みたいで(笑)
 
カッコ悪いじゃん?って思いますよね。
 
 
 
ふふふふ。ところがっ!(チカラが入るところです!)
 
カッコ悪くないのです! もうすごいんです! 完璧なんです!
 
しつこいですが(笑)、ほんとうにこれは画期的です。
まず、これを見て下さいませね。


上は、六寸帯で帯締をしないとき。羽織紐がアクセントになります。
が、これで帯締をしたら……丸かぶりじゃない、と思いますよね。

  ふふふふ。見よーーーー!↓

実用新案をとってもいいくらい(でも勝手にしないでねww)。
 
それより多くのかたに知って役立ててほしい。
 
ということで、月刊アレコレ誌上で公開しました。

 
 
 
2乳(にっち)、その形態と加工方法を! 
 
ぜひ月刊アレコレを手に取り、見て、
 
そのアイデアにびっくりしてくださいませー。
 
これなら、お太鼓でも半幅帯でも、
 
羽織紐の長さが違っても、
 
  ベストな羽織紐の位置をキープできるのです!
 
 
ということで、これは読まないとわかりませんよー。
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