きものの下着

浴衣(ゆかた)に衿芯を入れる

 本日、ゆかたで都議選の選挙へ行って来ました。

藍染の絞り。西陣田中伝の半幅帯。素足に白木の下駄です。

あ、白木は足型がつくので、ほんとうの夏場には素足で履くことはあまりありません。

 



で、ゆかたを着るとき、衿元がキレイに決まるコツをご紹介します。

衿の胸元あたりに、掛衿の縫い目があります。

そこから衿芯を入れると大人の衿元を作ることができます。

縫ってある場合も多いと思いますが、

衿内側の方の縫い目を解いて(切って)そこから衿芯を入れます。

このゆかたも縫い閉じてあったのを、内側を解いて入れています。


 

因みに下着は、補正用肌着、裾よけです。

盛夏は和装ブラに裾よけ、もしくは和装ブラにショーツでいきなりゆかたのときもあります。

(透けない、下着の線が出ないものに限りますが)

私はスリップを使うこともありますが、基本は裾よけ派。

裾よけの力布の部分で、ヒップをキュッと持ち上げるようにして、

かつ、下腹をしっかり抑えてガードルのような役割として使います。

お尻や下半身が締まるので、すっきり。

スリップだと“肉”を(笑)重力におまかせ状態なので、

ちょっと身体の崩れが気になる年代は、裾よけや、湯文字がお薦めですけどね。



【袂に知恵と工夫。自分サイズのきもの生活をたのしもう。―月刊アレコレ】
アレコレは書店では売っていません。こちらからお申込みください。
毎月お手元に届きます。
バックナンバーはこちら。
また、お近くの取扱店でもどうぞ。


『月刊アレコレ』Facebookページはこちら。イイネをポチッとお願いします。

twitterはこちら

カテゴリー

タグ一覧