月刊アレコレ

『月刊アレコレ』最新号Vol.84、発行しました!

         

またまた、今月も『月刊アレコレ』、無事発行しましたww
毎度のことながら、トラブル、あるあるの『月刊アレコレ』。


またまた今月もきっちり「え?え?えーーーっ??」な事件がありましたが、無事発行しましたww


打たれ強いのも編集に必要なスキル?才能?なのです。もちろん、わたくしこと、みやざも超~~~持っております!ww


 


その『月刊アレコレ』今号の特集は「注染」。


かつては「長板注形」がゆかたの代名詞でした。それが注染という、より合理的な技術の開発がなされ、長板中形に取って代わる製法となりました。


多くの長板中形の染工所や職人が廃業したり、注染に方向転換して、長板中形の技術が取り残されるかたちになりました。


そして平成のいま、プリントが注染にとって代わる技術になりつつありますが、やはりいいものは残るべきものだと知ってほしい。そして、注染さえも消えている技術がたくさんあるという事実も知ってほしいと思うのです。


 


染色工場のレポ、そして注染と一言で言いますが、その技術はいろいろ。染め分けや細川。細川も二度細川やハメ細川と。え??何々? ですよね。その技術の差が価格の差であり、味わいの違いでもあります。


ご自分のゆかたはどれになるか、見てみるのもたのしいかも。
                     


 


そして、今回のきくちいまさん「きものの引きだし」は「きもの巡回伝導者(エヴァンジェリスト)」―ちょっとアニメチックなすごいタイトルですがw、ここにきくちいまさんの真髄があるのです。自らをきものの伝導者と呼ぶいまさんの、着る人のための草の根活動が実を結ぶはいつかな~。そう遠くないと信じたい。


ぺたこさんこと石橋富士子さんの「ぺたこスクラップ帳」は、野菜作りのお話。畑がなくたって、小さなベランダやコンテナでの栽培。原稿が送られてきたときは、思わずコンテナと苗と肥料を買いに走りそうな勢いでした(爆)。どうぞ、皆さんもお試しあれ。


「きものびと十人十彩」は仕立屋の直やさん。これはすごく参考になる話があちらこちらに点在しているので、ぜひ手にとって読んでほしいコンテンツです。美しい着姿は、仕立と着付けが両輪だという持論を持つ直やさんの考え方や、正絹の紬が洗える(!)という話など。今号も、身近な着る人のための情報と知識と知恵を詰め込んで、お送りしています。


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