月刊アレコレ

2012年の『月刊アレコレ』

                    

皆さま、明けましておめでとうございます。
震災の被害と悲劇で覆われた2011年でした。
でしたという過去形にはまだまだ遠い現状。
皆が何かできることを、できることからと、行動を起こしたことが
唯一、希望だったかもしれません。
こんなときに「きもの?」という、後ずさりをする声もありましたが、
かつてない状況の中だったからこそ知ることができた、きものというものの本質を、
気仙沼 たかはし の女将、高橋和江さんの取材で知ることができたことは大きかった昨年でした。
被災した人々が未曾有の被害を受けた中でまず探し、引き上げたものが、
写真と、そしてきものだったのですから。
悉皆屋であるたかはしに、手入れをしてどうにかならないかと
持ち込まれたきものの11枚には、そのヒト、その家族の物語が凝縮されていて、
取材していても泣けたし、でもチカラももらいました。
『月刊アレコレ』創刊8年目となりました。
8
年で何かを残せたのか、きものにとって、着る人にとって、意味のあるものを発信できたのか、正直逡巡することはありますが、「意味がある」と信じるものを発信する――
そういう姿勢で今年もスタートしました。
1月最新号は「着る人委員会」特別イベントのレポ&街コレ。
着る人・売る人・作る人が本音で交流した5時間。
『月刊アレコレ』と「着る人委員会」の在り方をお伝えする特集でもあります。
本年も、着る人が作る雑誌、『月刊アレコレ』をよろしくお願いいたします。

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