月刊アレコレのイベント

宇江佐真理の『深川恋物語』― 朗読と深川巡り

 9/24(土)アレコレイベント・佐藤光生の朗読と深川街歩き

宇江佐真理、しなやかな女性の筆致で綴るの下町の江戸情緒『深川恋物語』― 耳で観る、心で聴くように。完成度の高い朗読が私たちを小説の住人として深川に招き入れます。ぜひご一緒に、江戸深川の時間をお楽しみ下さい。
今回は『深川恋物語』の中から、『さびしい水音』を取り上げます。
妻が絵師として売れたことですれ違ってしまった夫婦(めおと)の別れ。数年後に偶然、高橋(たかばし)で出会う二人。ちょっと切ない江戸深川の男女の物語です。
また、朗読の前に深川下町資料館を見学しますが、ここがおもしろい!知る人ぞ知る、江戸下町の街並みをほぼ原寸大で再現している資料館。ここで青物屋、船宿、火の見櫓、そして長屋住まいの様子など、共同の井戸端もあり、当時の下町へタイムスリップしたようです。ここでの街並みを見てから物語を聞くと、より小説の世界が身近になり、面白さが倍増です。
着物好きはもちろん、宇江佐真理のファン、歴史好き女子も、そして芝居好きにも満足いただける朗読の完成度の高さがあります。ぜひご一緒に!^^
    宇江佐真理




佐吉は額の汗を拭うと道具箱を担ぎ直した。深川の海辺大工町の方向から一人の女が


こちらに向かってくるのが見えた。紺色の着物を纏っている。着物はただの単衣と思いきや、


よく見たら薄物仕立ての透綾で、下に重ねた白い長襦袢が透けて見える。帯は粋な路考茶。


引っ詰めの丸髷には余計な飾りがなく、飴色の笄一本をすっと挿しているだけである。


佐吉がお新と気づくまで少し間があった。(深川恋物語『さびしい水音』より)


朗読:佐藤光生 前田エミ(明治座アートクリエイト/演劇倶楽部『座』所属)


参加費:読者3000円(同伴者は読者料金) 一般3500円(資料館入館料含む)


13:00/深川江戸資料館前集合 入館(最寄り半蔵門線清澄白河駅)


13:45/ギャラリー深川いっぷくにて 朗読


15:00/深川街巡りスタート


16:30/ご希望の方は深川飯をご一緒に


■お申込み問合せ:メール info@arecole.com またはFAX(03-6808-1819)まで。


お名前、ご住所、電話、FAXの方はあればメールアドレス、講座名、人数を入れて「ワークショップ申込み」件名でご送信下さい。詳細をお知らせします。
       ↓朗読をおこなうカフェギャラリー 深川いっぷく
      深川



      ↓仙台堀 海辺大工町はすぐ近く            
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