コーディネート

ある日のみやざ――勘三郎と美波の演舞場。

桜羽織2009先週末、新橋演舞場でかかっていた、勘三郎・藤山直美・柄本明、そして美波の「浅草パラダイス」を観に行ってまいりました。
再々演で演出は、初のラサール石井。
美波は勘三郎からオファーがあって初の商業演劇の舞台となったそうです。
美波は18~19歳の頃から振袖の仕事の関係で一緒でした。
まだまだ駆け出し無名だった少女が、野田秀樹の舞台で松たか子らと共演し、蜷川幸雄の舞台のオーデションで主役を得、ルミネやパナソニックのTVCMに起用され、いまや勘三郎からのオファーがくる……。
いま22歳。人の成長を目の当たりに見る思いです。
舞台はホロリもある、超喜劇なのですが、ラサール石井の演出はその笑いを「作りすぎ」るきらいがちょっとあるかな。作りこんでからそぎ落とす作業が足りてないというか。
が、さすがに藤山直美は上手い! 同じことを他の女優が演っても、多分笑えない。でも藤山直美はそこに笑いを「生み出す」スイッチが付いてる。
手をひとつ動かしただけで、何か一言つぶやくだけで、
照明が点くようにというか「点けるように」、ですね、笑いをぱっと作れる。スゴイ。
柄本明、「東京乾電池」の彼はもういない。彼はもう別な意味でのすごい役者になってしまったので、今回の喜劇にはちょっと体力不足。
さて、えらそうについつい批評してしまう舞台オタクのみやざですが(笑)、
終わってから美波の楽屋へ訪れたとき――メインの役者の楽屋は2階なのですが、
階段上ると一番手前が勘三郎の楽屋。で、彼が目の前にいました!
舞台と同じ声で、同じでかい顔(爆)で、裏方さんに何やら指示をだしていました。
楽屋なんてほんと廊下も狭いので、みやざの50~60センチのところにあのでかい顔がバーンと(笑)。
美波の顔は勘三郎の半分くらい(オイオイ言い過ぎやろ(笑))。
大好きな赤ワインの差入をとても喜んでくれました。
「着物、着られるようになったんですよー、アタシ」
舞台は大正から昭和初期なので出演者ほとんどが着物です。
そういう意味でも楽しめる舞台でした。
で、「ある日」のというか、この日のみやざ。
染め大島に手描きの桜の羽織。雨だったので急遽コーデを変更。染め大島。大島紬の生地に染めで柄を出したもので、織りに比べるとずっとずっと手頃です。これは着物も羽織も月島のわかばさんで購入したもの。羽織は丈出しをしています。
帯はポチポチがカワイイ相良刺繍。相良刺繍ってみっちりだとお高いんですが、これは空間を開けて刺繍してあるのでとてもリーズナブルでした。
袋帯です。そしてひと癖ある帯締、許せ、みやざのワガママ(←誰に対して?(笑))。

カテゴリー

タグ一覧