きもの

あの「裂けたコート」が扇屋さんから帰ってきた。

コートほころび先月、年季ものの紬地のコートが、ホックのあたりにかかる力で裂けてきました。
そりゃあ、最低50年以上は経っていると思われるコートで、
いっちょお気に入りコートですから、ヘビーユーズでもあり、
仕方がないかなあ、とも思いながら、ほかはまだ大丈夫なので扇屋さんへ持ち込んでみました。
コート昨日、「遅くなりましたが――」と扇屋さんからお電話をいただきとってきました。
難しいですねとは言われておりました。仕立て直しはせずにと言う条件でのお願いです。
ダメ元、できる範囲でとお任せして出来上がったのが、こちら。
一見、刺し子をしたように見受けられますが、
コートほころび直しアップにすると、ちょっとわかります?
裂けた糸を引張り気味にして密度を甘くして、空間を埋め、その移動させた糸が動かないようにところどころ縫いとめてあります。
ま、寂しくなったおつむにある髪の毛をぐるりとまわして寂しさを埋めるような(笑)イメージをもってもらえば間違いないでしょう。
でもバーコードよりはもちろんマシです(笑)。
20代の頃、戦前のものですねと言われて「池田」で購入してから、解いて洗い張り、裏も新しくして仕立て直したコートです。
着物ではない分、傷みが少なかったんでしょうね。
値段はいくらだったか忘れましたが、当時のみやざが買うくらいだから、世間的には(笑)そんなにものすごい値段ではなかったと思います。
みやざ的にはそれなりにしたような気もするけど(笑)。
でもこうやって再び直して着られるなんて、やっぱり「着物ならでは」ですね。
お直し代は7000円に消費税でした。←スミマセン、伝票みたら7500円に消費税でした。

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