コーディネート

六本木ヒルズでガーデニングと着物の講演。

本日、六本木ヒルズのガーデニングクラブの主宰の講演会へ行ってまいりました。
毎年ヒルズ屋上での田植えや稲刈りが季節の風物詩さながらニュースに流れるようになっていますが、その仕掛け人がこの方、「風のみどり塾」主催の園芸家・杉井明美さん。ヒルズにあるガーデニングクラブの指導もしていらっしゃいます。
このクラブが年に1回、植物をテーマとした講演を開催しています。
以前月刊アレコレ「きものびと十人十彩」でやはり園芸家でコンテナガーデンの専門家で、NHKの「趣味悠々」「ガーデニング」などで講師として出ている義娘の志織さんをアレコレが取材したご縁で、今回の企画のお手伝いをいたしましたの。
テーマは「日本の植物と和装~着る植物と育てる植物~」。
じゃあ、講師はこの方をご紹介しましょうと。
写真の、ちょっとあやしく見える(笑)方を紹介しました。
蒲田の呉服店・ひつじや店主でございます。
以前「アレコレキモノトーク」でもお話をしていただいたことがあります。
最新号月刊アレコレ「映像の向こう側」で、今回「美味しんぼ」のドラマのハナシを本間さんがしておりますが、
その松平健演ずる海原雄山のきものを協力、提供したのがこの店主でございます。
どうです? カッコいいでしょ? ソフト(帽)に縞のウール、十得風袖なし、インナーに書生風スタンドカラーのシャツ、ショルダーバッグの出で立ちです。実際、ヒルズでエレベータですれ違った男性に「カッコいいですね~」と声をかけられました。
ところで、知ってます? 園芸の世界って結構オタクな世界。菊の鑑賞どころって、花びらの「裏」なんですって。トリビアな世界です。
でも、着物の世界の植物の文様の意味を知って、こちらも「トリビア」な世界だと思ったことでしょうね。
店主のお話はすごくおもしろかった。さすが着物のハナシは「滑らか」(笑)。
汲めども枯れぬ井戸のように、滔々と豊かな歴史と着物文化の話題を盛りだくさんに語ってれました。
杉井さんの後ろのスクリーンにアレコレが紹介されています。ここで購読お申込みをいただいたり、購読していたと言う方にもお声をかけていただいてビックリ。うれしかったです♪。
本当は今日は「六本木ヒルズ仕様ちょっとおめかし着物」にしようと思ったのですが、結構な雨だったので保多織りの茶の無地に、
昨日も話題にあがった「絞り」の帯を合わせました。
こちらは昨日の帯とは違って、元着物を仕立てなおしたもの。絞りをしっかり伸ばしてあります。
テーマに「和装」が付いているとはいえ、ガーデニングの講演会で着物姿の方が何人かいて、すごくうれしかったみやざでございます。

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