着物のシミ抜き

シミ抜き講座2回目実技編(1)スゴ技習得

本日、台風到来、雨をものともせずに、
月刊アレコレ今号のきものびと、扇屋4代目家田貴之さんの「鉄人の技」を習得すべく集まった、鉄人見習いの面々(笑)。
(←1表の掛け衿からスタート。専用洗剤を霧吹きで吹きます)
まずは貴之さんのお手本で復習したあと、
各自が持ち込んだ「シミ有り着物」を1人づつ、実技にトライ。
(←2 馬の毛のブラシで洗います。軽くやさしく)
この方は古い銘仙を持ってこられた方で、
シミも古いものなのですが…と、実践に入っていきました。
(←3 布でふき取ります)
裏は紅絹。古いものですね。
色がはっきりした着物だったので、プロセスが分かり易かったです。
(←4 裏も洗剤が入った霧吹きを使って霧を吹きます。これは輪ジミを作らないために満遍なくシミの周囲に吹きかけます。コレが結構難しいんです)
そして、見よ!
着物を見て分かるとおり、シミも古いものだというのですが、
違いがはっきり! 左衿、使用前(笑)。右衿、実践後です。
右の“落ちてない”箇所は、すでにシミと言うより色が焼けて抜けているところだそうです。実際見るともっとスッキリした印象です。
すんばらしい~~~。
※ここでは大体の流れだけ紹介しています。
やり方はさらに細かい注意やプロセスがありますので、良いコは勝手気ままに(笑)に実践しないでね。

カテゴリー

タグ一覧