取材

次号「きものびと」、悉皆の“扇屋”さんを取材(1)

東京は月島で“きもの工房 扇屋”さんを取材。
扇屋さんは四谷で洗い張りの店を始めたのを最初に、長男の貴之さんで4代目。現在、家族3代でシミ抜きや洗い張り、染め直し等、着物のメンテナンスをトータルで取り扱う悉皆(しっかい)屋さんです。
扇屋おじいちゃん95歳の2代目が現役で、バリバリにミシン掛けしているのは、驚きです!ダッダッダダダ…(笑)。
解いた着物を1反につなぎ合わせてから、いろいろな作業工程に入ります。
3代目のお父さんが洗い張りやアイロンがけやら。
女将さんのお母さんは店頭での対応や納品の確認作業などを、それぞれに行っていて、まさに家族一丸(笑)となった業務です。
インタビューした4代目の貴之さんの話はすごく興味深かった。
彼の作業は単に染み抜きというのではない、絵画や建造物に不可欠な「修復作業」そのものといえる仕事もしています。
扇屋息子さん祖母が着て、母が着て、さらに娘が着るために持ち込まれた振袖は、いま購入すると何百万もするような代物。しかし大分弱っていて、「あなたができるところまでで結構ですので」と依頼されて、貴之さん、1年半掛けて“修復”したそうです。見てみたいモンです!その振袖。
サッカーの中田にちょっと似た面差しの、イケメン(笑)貴之さんは弱冠36歳。
非常に専門的な知識が奥深く、プロとして職人としての匂うような意識が立つ。
しかし、しかしだ。画像ではちょいパンクに見える(笑)貴之さんも含めて、ご家族皆さんが纏う空気がすごく柔らかく、雰囲気がよく似ている。
職人でぃ!みたいな、キツキツしたところがなく、「人様の大事な品物を預かり」、「丁寧に仕事をして」、「きれいにして戻す」、
雑味のない、清潔でシンプルな精神が感じられる。
貴之さんからちょっとした手入れのコツも伺っています。
次号の「きものびと」もご期待ください!
扇屋さんで行っている貴之さん講師の「染み抜き講座」は人気で、
実はみやざも7月開催分をちゃっかり申し込んできた。(笑)
サイトにはまだ具体的な日程が入っていませんが、近々に詳細がアップされるとのこと。

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