芝居・歌舞伎・ライブ

舞台の着付けさんって、すごい!

Pict4622 プロの技ってゆーのはスゴイもんです。
昨日、明治座で初日を迎えた、三田佳子さんの「最愛のひと」を観に行った。料亭の女将の物語。
衣装を担当したホリヒロシさんも見えていた。きものもすごいけど、言いたいのは着付けの技。動く「きものサロン」です。
Pict4617 この例えに賛否はあるかもしれないけれど、要は正面、横、後ろ姿、全方位的「きものサロン」なのよ~。
歌舞伎もそうだけれ衣装は舞台の楽しみのひとつ。
でも歌舞伎の衣装に関しては自分たちにとって現実的じゃない分、そのすごさをしみじみと実感することは、まあ、あまりない。

←片岡球子画緞帳

でも、昨日、座る、立つ、歩く、横になる・・・・なのに、なぜあそこまでシワがないの~、ラインが崩れないの~。
みやざの顔も着付けて欲しいくらいです。

もちろん、シワひとつないきもの姿は私たちが目指すところではないけれど、あれは明らかに「プロの技」です。
先週、表参道にきものびとが集ったときに「着付け」の話題が出た。
で、「きものの中身」を見てみたいという意見。
自分が着るようになると、いろいろ自分なりのお悩みが出てくるわけです。人のを見て「なぜ胸元があんなにきれいなの?」とか「肩にシワが出ないの?」と、興味津々なんですね。で、使う肌着類や着付け方、補正などが気になる、知りたいということです。

わかる、わかる。みやざえもんも日々、体型の問題も含めて葛藤の日々です。やっぱそれなりに目指す「カッコ良さ」があるワケです。
人によっては気にならない、自然のままでいいんじゃない~という人もいます。そうなんだよね、それも着方、楽しみ方。でも俗なみやざは日々、煩悩を抱えているわけです(笑)。

因みにみやざが目指すカッコ良さは「ユルかっこいい」です。森田空美さんはみやざ的にはNG(って、おい~)。決まり過ぎているから。
一瞬カッコいいんだけれど、ふと見ると、半衿に芯を入れてないユルさがあるとか、ウソっぽい帯留がくっついているとか・・・。

帯もどこか真剣さに欠ける、マイペースなやつを思わせるそんな帯(どんな帯だ?)のユルさが好きです・・・・・って、わかんないよね(笑)。

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