日記・つぶやき

デザインフェスタ?・鈴木陽規さんの帯ジェ

Suzukisan 鈴木陽規さんはきものスタイリスト。月刊アレコレやアエラのお仕事等々なさっています。自身のオリジナル結びの帯を使った空間演出も目指しており、銀座で作品の個展もなさっています。
名づけて 「帯ジェ(おびじぇ)」
実を言うとみやざえもん、鈴木さんがこんなオモシロイことをしているヒトで、こんなすごいことを考えているヒトだとは、知りませんでした。「すごい」こととは、「ニューヨークで帯ジェの個展を開催する」という夢です。
Pict2266_1 本当に予算のない小誌での仕事で、無理を言うこともしばしばなのですが、月刊アレコレのコンセプトや、みやざえもんのきもの考に共感してくださって、予算より仕事を選んでくれまPict2297 す。
「きもの」を大切に思う気持ち、「布」が大好きという気持ちが伝わってくる人で、それが仕事にも反映されていて、温かい仕事ができるプロです。
「帯ジェ」はご自分のお母さまや、ご主人のお母さま、お祖母さまから譲り受けたきものや帯を、もっと生かしたい、古い裂でもどうにかしたいという気持ちが、帯を使った空間演出にまで発展して、いまに到っているのです。Pict2300 Pict2299
Pict2301
これらの結び方は、ごく一部ですが、帯は切っておらず、基本的にはきちんと背中に結べる実用帯結び。鶴やオシドリ、――金魚なんて、ホントに可愛い。帯はないときは手作りをするとのこと。そのまま、ディスプレイできる完成度で、オモシロイ。何かに生かせないかと、帰路、ずっと考えていたみやざえもんでした。

カテゴリー

タグ一覧